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知的レベルが合わないカップルは本当に長続きしないのか

これ、恋愛において結構深刻に考えさせられる問題ですよね。私も含めて、誰もが一度は考えたことがあるのではないでしょうか。

先日、久しぶりに大学時代の友人たちと集まった時、まさにこの話題で盛り上がったんです。その中で、特に印象的だったのが友人のアキラの話でした。

「俺さ、去年別れたんだよ。3年付き合ってた彼女と」

みんな驚きました。だって、SNSでは仲良さそうな写真ばかりアップしていたからです。

「何があったの?」と聞くと、アキラは苦笑いを浮かべながら話し始めました。

「最初は顔がタイプで付き合い始めたんだけどさ、だんだん話が合わなくなってきてさ。俺が仕事の話をしても『難しくてわかんない』って言われるし、映画の話をしても『つまんなさそう』で終わり。最終的には天気の話くらいしかできなくなってたんだ」

この話を聞いて、私も過去の恋愛を振り返ってしまいました。確かに、知的レベルというか、興味関心の違いって、じわじわと関係に影響してくるんですよね。

でも、ここで疑問が湧いてきます。そもそも「知的レベル」って何なのでしょうか?学歴?IQ?それとも知識の量?実は、これってかなり曖昧な概念なんです。

私の職場にいる先輩カップルの話をしましょう。夫は某有名大学卒のエンジニアで、妻は高卒で事務職をしている方です。学歴だけ見れば「知的レベルが違う」と言えるかもしれません。でも、二人は結婚15年目で、今でもラブラブなんです。

「どうして続いてるの?」と聞いたことがあります。すると先輩は笑いながらこう答えました。

「確かに専門的な話は通じないことも多いけど、人生についての深い話はできるんだよ。学歴や知識量じゃなくて、物事を考える深さや、相手を理解しようとする姿勢が大事なんじゃないかな」

なるほど、と思いました。知的レベルって、単純に測れるものじゃないんですね。

さて、では実際に知的レベルの違いがカップルに与える影響について、もう少し具体的に見ていきましょう。

まず一番多いのが、「会話が続かない」という問題です。これ、結構深刻なんですよね。

私の友人のユカリは、まさにこの問題で悩んでいました。彼女は文学が大好きで、休日は美術館巡りが趣味。一方、彼氏はスポーツ観戦とゲームが趣味で、本なんてマンガしか読まないタイプ。

「最初はお互いの違いが新鮮で楽しかったんだけど、だんだん辛くなってきちゃって」

ユカリはため息をつきながら話してくれました。

「私が最近読んだ本の話をしても『ふーん』で終わっちゃうし、美術館に誘っても『つまんなさそう』って断られる。逆に彼のゲームの話を聞いても、私には何が面白いのか全然わからなくて…」

結局、二人は週末を別々に過ごすことが多くなり、共通の話題は日常の些細なことだけ。「今日何食べた?」「仕事どうだった?」そんな表面的な会話で関係を維持しようとしていたそうです。

「でも、それじゃあ友達以下だよね」

ユカリの言葉には寂しさが滲んでいました。結局、二人は「お互いのために」という理由で別れを選んだそうです。

次に多いのが、「価値観の違い」です。これは知的レベルとも深く関係しています。

私の同僚のタケシは、高学歴エリートサラリーマン。彼女は専門学校卒で、アパレル店員をしていました。最初は「可愛いから」という理由で付き合い始めた二人でしたが、徐々に価値観の違いが浮き彫りになってきたそうです。

「将来の話をしても、全然かみ合わないんだよね」

タケシは困った顔で話してくれました。

「俺はキャリアアップして、いずれは独立したいって話をするんだけど、彼女は『そんなに頑張らなくても、普通に暮らせればいいじゃん』って。お金の使い方も全然違って、俺が投資の話をすると『ギャンブルみたい』って言われるし」

価値観の違いは、日常生活のあらゆる場面で摩擦を生み出します。休日の過ごし方、お金の使い方、子育ての方針…。知的レベルの違いが、こうした価値観の違いにつながることは少なくありません。

そして、意外と深刻なのが「劣等感と優越感」の問題です。

私の大学時代の後輩、ミホは東大卒。彼氏は高卒で働いていました。最初は「学歴なんて関係ない」と言っていた二人でしたが、次第に問題が表面化してきたそうです。

「友達と会う時が一番辛いんです」

ミホは涙ぐみながら話してくれました。

「私の友達はみんな高学歴で、難しい話題で盛り上がるんです。彼は話についていけなくて、いつも隅の方で黙ってることが多くて。逆に、彼の友達と会うと、今度は私が浮いてる感じがして…」

知的レベルの違いは、時に劣等感や優越感を生み出します。これが積み重なると、お互いに居心地の悪さを感じるようになってしまうんです。

でも、ちょっと待ってください。ここまで聞くと「やっぱり知的レベルが合わないカップルはダメなのか」と思ってしまいますよね。でも、必ずしもそうではないんです。

実際、知的レベルの違いを乗り越えて、幸せな関係を築いているカップルもたくさんいます。その秘訣は何なのでしょうか?

まず重要なのは、「お互いの興味を尊重する」ことです。

私の両親がまさにそうでした。父は理系の研究者で、母は専業主婦。学歴も専門分野も全く違います。でも、結婚40年以上たった今でも仲良しです。

その秘訣を母に聞いたことがあります。

「お父さんの研究の話は正直よくわからないけど、一生懸命聞くようにしてるの。逆に、お父さんも私の料理や園芸の話を真剣に聞いてくれる。理解できなくても、相手が大切にしているものを尊重することが大事なんじゃないかしら」

なるほど、完全に理解できなくても、相手の興味に寄り添う姿勢が大切なんですね。

次に大切なのは、「共通の興味を見つける」ことです。

私の友人カップル、リョウとサキの話をしましょう。リョウは大学院卒のIT企業勤務、サキは短大卒の保育士。専門分野は全く違いますが、二人には共通の趣味がありました。それは「旅行」です。

「仕事の話は全然かみ合わないけど、旅行の話になると何時間でも話せるんだ」

リョウは嬉しそうに話してくれました。

「行きたい場所をリサーチして、プランを立てて、実際に行って、帰ってきてから思い出話をして。この一連の流れが二人の共通言語になってるんだよね」

知的レベルが違っても、共通の興味があれば、そこから関係を深めていけるんです。

そして何より大切なのは、「コミュニケーションを大切にする」ことです。

私の上司夫婦の話をさせてください。夫は博士号を持つ大学教授、妻は高卒の主婦。一見、知的レベルの差は歴然としています。でも、二人の関係は誰が見ても理想的です。

「どうしてそんなに仲良しなんですか?」と聞いたことがあります。すると上司はこう答えてくれました。

「毎日寝る前に30分、必ず二人で話す時間を作ってるんだ。その日あったこと、感じたこと、考えたこと。何でも話すんだよ。専門的な話じゃなくて、人間としての素直な気持ちを共有することが大事なんだ」

知的レベルの違いは、確かに恋愛において障害になることがあります。でも、それを乗り越える方法はあるんです。

ここで、私自身の経験を少しお話しさせてください。

私も以前、「知的レベルが合わない」と悩んだことがありました。当時付き合っていた彼女は、私とは全く違う分野で働いていて、趣味も興味も異なっていました。

最初は新鮮でしたが、次第に会話が減っていきました。私が仕事で悩んでいることを話しても、彼女には理解してもらえない。逆に、彼女の職場の話を聞いても、私にはピンとこない。

ある日、彼女に言われたんです。

「私たち、もう話すことがなくなってきたよね」

その言葉にショックを受けました。でも、同時に「このままじゃダメだ」と思ったんです。

それから、私たちは意識的に努力を始めました。お互いの仕事について、専門用語を使わずに説明し合う。相手の趣味に少しずつ触れてみる。そして何より、「わからない」と言えることの大切さを学びました。

「それってどういうこと?」「もっと詳しく教えて」

こんな質問を投げかけ合うことで、かえって会話が深まっていったんです。知らないことを知ろうとする姿勢が、二人の距離を縮めてくれました。

残念ながら、その彼女とは他の理由で別れてしまいましたが、この経験は私にとって大きな学びとなりました。知的レベルの違いは、乗り越えられない壁ではないということを。

では、知的レベルが合わないと感じているカップルは、具体的にどうすればいいのでしょうか?

まず試してほしいのは、「相手の世界に飛び込んでみる」ことです。

例えば、相手が読書好きなら、一緒に本屋に行ってみる。「初心者におすすめの本は?」と聞いてみる。逆に、相手がスポーツ好きなら、一緒に観戦に行ってみる。ルールがわからなくても、相手の解説を聞きながら楽しむ。

次に、「自分の世界を分かりやすく伝える」ことです。

専門的な話を、子供でもわかるように説明してみる。この過程で、自分自身の理解も深まりますし、相手との共通言語も生まれてきます。

そして、「新しい共通の趣味を作る」ことです。

二人とも初めてのことに挑戦してみる。料理教室、ダンス、陶芸…。同じスタートラインに立つことで、知的レベルの差を感じにくくなります。

最後に、「感情レベルでのコミュニケーションを大切にする」ことです。

知識や情報の交換だけでなく、感情や価値観の共有を心がける。「今日、こんなことがあって嬉しかった」「こういう時、どう思う?」といった、心の交流を大切にする。

知的レベルの違いは、確かに恋愛において課題となることがあります。でも、それは乗り越えられないものではありません。むしろ、その違いを受け入れ、お互いを尊重し合うことで、より深い関係を築けることもあるんです。

大切なのは、「知的レベルが合わない」と決めつけるのではなく、「どうすればお互いを理解し合えるか」を考えること。愛があれば、知的レベルの差なんて些細なことかもしれません。

最後に、ある哲学者の言葉を紹介させてください。

「真の知性とは、知識の量ではなく、他者を理解しようとする心の広さにある」

知的レベルが合わないと感じているカップルの皆さん、諦める前に、もう一度お互いと向き合ってみてください。きっと、新しい発見があるはずです。

愛は、違いを乗り越える力を持っています。知的レベルの差も、二人の努力と理解で、むしろ関係を豊かにする要素になるかもしれません。

どんなカップルにも課題はあります。大切なのは、その課題とどう向き合うか。知的レベルの違いを言い訳にするのではなく、お互いを高め合うきっかけにできたら、それこそが本当の意味での「知的な関係」と言えるのではないでしょうか。

皆さんの恋愛が、より充実したものになることを心から願っています。

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