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付き合いたてのカップルに贈る「してはいけない習慣」と長続きの秘訣

最初の胸の高鳴り、相手からのメッセージに思わず顔がほころぶ瞬間、偶然触れた指先のぬくもりに心臓が跳ねる感覚…。恋が始まったばかりの時期は、まさに人生で最も輝かしい瞬間の一つではないでしょうか。

新しい恋愛関係は、まるで丁寧に育てなければならない繊細な花のようなもの。水や日光が足りなければ枯れてしまいますし、逆に与えすぎても根腐れを起こしてしまいます。私たちの多くは、この微妙なバランスを取るのに苦労するものです。

「付き合い始めって本当に難しいんですよね。好きすぎて、つい相手を束縛してしまったり、逆に不安で素直になれなかったり…」と、先日カフェで偶然隣り合わせた女性が溜息交じりに話していました。その言葉に、思わず頷いてしまった経験はありませんか?

今日は、付き合いたてのカップルがついやってしまいがちな「してはいけない習慣」と、関係を長続きさせるためのヒントについて、実体験や周囲のカップルの例も交えながら考えていきたいと思います。

恋愛は教科書通りにはいかないものですが、少しの心構えで大きく変わることもあるのです。さあ、一緒に恋愛の新しいステージに踏み出す準備をしていきましょう。

【常に一緒にいたい気持ちが招く「過度な連絡」の罠】

恋が始まったばかりの頃は、相手のことが気になって仕方がない…そんな経験、誰にでもあるものです。朝起きたらすぐに「おはよう」のメッセージを送り、昼休みには「何食べた?」と尋ね、仕事中も「今何してる?」と連絡したくなる…。

私の友人の理沙は、付き合い始めた彼氏との関係でこんな失敗をしました。「彼が大好きすぎて、LINEの既読がつかないと不安になって、何度も連絡してしまったんです。後で彼から『仕事に集中できない』と言われて…ハッとしました」

理沙の場合は、彼氏が優しく伝えてくれたからよかったものの、中には不満を溜め込んで突然爆発してしまうケースも少なくありません。特に仕事や勉強で忙しい時期には、頻繁な連絡が予想以上のストレスになることがあるのです。

では、どうすればいいのでしょうか?

「大切なのは質と量のバランス」と語るのは、カップルカウンセラーの鈴木さん。「メッセージの回数よりも、内容の濃さを意識してみてください。相手の1日を気にかけながらも、互いの時間や空間を尊重する姿勢が重要です」

例えば、朝と夜に温かいメッセージを送る習慣をつけるだけでも、関係性は大きく変わるそうです。相手に「いつも見守られている」という安心感を与えつつ、プレッシャーは最小限に抑えられるからです。

「付き合い始めた頃、彼との連絡頻度で悩んだことがありました」と話すのは、3年の交際を経て最近結婚した友人の美咲。「でも『会う時間を大切にする』というルールを二人で決めたら、不安が減ったんです。会えない間は適度に連絡を取り、会った時に思いっきり充実した時間を過ごす…そのメリハリが良かったみたい」

美咲のように、二人だけのコミュニケーションルールを作ることも効果的です。一日に何回連絡するか、返信がすぐにできないときはどうするか…などを話し合っておくと、余計な不安や誤解を防げます。

大切なのは、相手を思いやる気持ちと自分の不安をコントロールするバランス感覚。これは恋愛だけでなく、すべての人間関係の基本かもしれませんね。

【見えない線を超えてしまう「プライベートへの過度な干渉」】

「彼氏が友達と飲みに行くとき、どうしても『誰と行くの?』『女の子はいる?』って聞いてしまうんです…」

こんな悩みを打ち明けてくれたのは、付き合って半年になる24歳のあかり。好きな人の行動が気になるのは自然なことですが、細かく聞き出そうとする行動は、信頼関係を揺るがす原因になりかねません。

恋愛心理学では、こうした行動を「境界侵害」と呼ぶことがあります。相手のプライバシーや個人的な空間に過度に踏み込むことで、無意識のうちに相手を窮屈にさせてしまうのです。

「彼女からのLINEで『今どこ?』『誰といるの?』と聞かれるたびに、なんだか監視されているような気分になって…」と語るのは、30代前半の健太さん。彼の場合、最初は「彼女が自分に関心を持ってくれている」と嬉しく思ったそうですが、次第にプレッシャーを感じるようになったといいます。

特に男性の場合、「自分の行動を制限されている」と感じると、無意識のうちに距離を取りたくなる傾向があるようです。

では、相手の行動が気になる時、どう対処すればいいのでしょうか?

「好奇心と不安は別物だと認識することが大切です」と、心理カウンセラーの田中さんはアドバイスします。「単純に相手の生活に興味があるのなら、押し付けがましくない会話として自然に聞いてみる。でも、不安や猜疑心からくる質問なら、まずは自分の中でその感情と向き合ってみることが必要です」

実際、過度な干渉の背景には、自分自身の不安や自信のなさが隠れていることが多いもの。「相手は本当に自分を好きなのだろうか」「もっと魅力的な人に奪われてしまうのでは」といった不安が、チェックする行動につながりがちです。

こうした不安を感じたときは、まず深呼吸をして、自分に問いかけてみましょう。「この質問は相手を思いやる気持ちからくるものか、それとも自分の不安からくるものか?」この一歩引いた視点が、関係をより健全な方向に導くきっかけになるかもしれません。

「私も最初は彼の行動をいちいち確認していましたが、そのうち疲れてきて…」と笑うのは、5年の交際を経て同棲中の30代の里奈さん。「ある日、『こんなに疑っていたら楽しくないな』と思い切って手放してみたら、不思議と関係が楽になりました。信頼って、与えることで育つものなのかもしれませんね」

信頼関係の構築には時間がかかります。でも、最初から理想的な距離感を持てる人などいません。お互いの境界線を少しずつ確認しながら、心地よい距離感を見つけていくプロセスこそが、恋愛の醍醐味なのかもしれませんね。

【一方通行になりがちな「デートプランの負担」】

「次のデート、どこに行く?」 「どこでもいいよ、あなたに任せる」

こんな会話、身に覚えはありませんか?特に女性は「積極的すぎると嫌われるかも」と思い、デートプランを男性に任せがちです。逆に男性は「喜んでもらいたい」という気持ちから、常に素晴らしいプランを考えなければと負担を感じてしまうことも。

「付き合い始めて3ヶ月は毎回僕がデート先を考えていました」と話すのは、20代後半の直樹さん。「最初は『彼女を喜ばせたい』という一心だったんですが、正直疲れましたね。何より、彼女が本当に楽しんでいるのか分からなくて…」

デートプランの一方的な負担は、見えないストレスを生み出します。プランを考える側は「もっと良い場所があったのでは」という不安を抱え、任せる側は「本当はここに行きたかった」という小さな不満を溜め込みがち。その結果、せっかくの二人の時間が思ったより楽しくないものになってしまうこともあるのです。

「私たちは『交互にデートを計画する』というルールを作りました」と教えてくれたのは、付き合って1年になる真由子さん。「最初は恥ずかしかったけど、自分が選んだ場所で彼が喜んでくれると嬉しいし、何より『この人と一緒にいろんな場所に行きたい』という気持ちが強くなりました」

デートプランを二人で考えることには、様々なメリットがあります。お互いの趣味や好みを知るきっかけになるだけでなく、「一緒に何かを作り上げる」という小さな協力体験を通じて、関係が深まっていくからです。

では、どうすれば負担を分かち合えるでしょうか?

「初めは『次はどこに行きたい?』と直接聞くのではなく、『この前テレビであるカフェが紹介されていたんだけど、気になる』といった形で希望を伝えるのがおすすめです」と、交際コーチの山田さんはアドバイスします。「そうすることで、相手も自分の希望を言いやすくなり、自然と双方向のコミュニケーションが生まれます」

また、「食事は君が選んで、その後の場所は僕が考える」といった形で役割分担するのも良いでしょう。完全に50:50でなくても、お互いが関わることで「一緒に作り上げるデート」という感覚が生まれます。

「実は、彼が考えたプランより、二人で悩みながら決めたデートの方が思い出に残っています」と笑顔で話す真由子さんの言葉が、真理を突いているような気がしませんか?

【伝えられない想いが作る「心の壁」】

「最近、彼氏が『好き』って言ってくれないんです…私のことを好きじゃなくなったのかな…」

付き合って3ヶ月の香織さんは、こんな不安を抱えていました。実は、多くのカップルが直面するのがこの「気持ちを言葉にしない」という問題。特に日本人は感情表現が苦手な傾向があり、「言わなくても分かるでしょ」と思いがちです。

でも、心理学的には「言語化されない感情は確信できない」という現象があります。どんなに行動で示されていても、言葉で確認されないと、人間の脳は不安を感じるようにできているのです。

「実は私も『好き』と言われないことで悩んでいました」と話すのは、現在婚約中の28歳の美穂さん。「ある日思い切って『私のこと好き?って聞いていい?』と尋ねたら、彼は驚いた顔で『当たり前じゃん、毎日会いたいと思ってるよ』と。彼にとっては行動で示すことが愛情表現だったんです」

美穂さんの例のように、感情表現のスタイルは人それぞれ。だからこそ、付き合い始めの段階で、お互いの「愛情表現の言語」を理解することが大切なのです。

「彼は『行動で示すタイプ』だと分かってからは、『朝早く起きて弁当を作ってくれてありがとう』など、彼の行動に感謝の言葉を返すようにしました」と美穂さんは続けます。「すると、彼も少しずつですが、言葉で気持ちを表現してくれるようになったんです」

お互いの愛情表現を理解し合うことは、関係を深める重要なステップ。でも、そのためには自分から一歩踏み出す勇気も必要です。

「自分の気持ちを素直に伝えるのは、実は勇気のいること」と語るのは、カップルカウンセラーの佐藤さん。「でも、その小さな勇気が、大きな誤解を防ぎ、関係を育てる糧になるんです」

特に付き合いたての時期は、「好き」という単純な言葉でさえも、相手に大きな安心感を与えることができます。恥ずかしさを乗り越えて、素直な気持ちを伝える習慣をつけてみませんか?

【円満に長続きさせるための3つの秘訣】

ここまで「してはいけない習慣」を見てきましたが、では逆に、積極的に取り入れたい習慣とはどんなものでしょうか?長く続いているカップルの例を参考に、3つの秘訣をご紹介します。

  1. 本音で話せる「心の安全地帯」を作る

「私たちの関係が長続きしている秘訣は、『何を言っても大丈夫』という雰囲気があることかな」

結婚10年目の由美子さんは、そう語ります。彼女と夫の間には、お互いの本音を言っても関係が壊れない「心の安全地帯」があるのです。

初めから完璧なコミュニケーションができるカップルはいません。大切なのは、小さな誤解や摩擦があっても、それを乗り越えようとする姿勢。特に付き合い始めの不安や疑問を素直に共有することで、信頼関係の土台が作られていくのです。

「最初は『こんなこと言ったら嫌われるかも』と思って黙っていたことが多かった」と由美子さん。「でも、勇気を出して話してみると、意外と理解してくれることが多くて。それが自信になって、どんどん話せるようになりました」

お互いの価値観や考え方を知るには、時間がかかります。でも、日々の小さな会話の積み重ねが、やがて大きな信頼へと育っていくのです。

  1. 「ありがとう」の魔法を使う

「彼との関係で意識していることは、『当たり前』を『当たり前』にしないこと」

4年の交際を経て婚約した32歳の恵理さんは、そう話します。人間関係において、感謝の気持ちを表現することは、思っている以上に重要なのです。

「朝のおはようLINEや、待ち合わせに時間通りに来てくれること、デートプランを考えてくれること…どれも『してくれて当然』と思わずに、『ありがとう』と伝えるようにしています」

この「ありがとう」という言葉には不思議な力があります。言われた側は「自分の行動が認められた」と感じ、言った側も「相手の存在の大切さ」を再確認できるからです。

心理学の研究によれば、「感謝」の表現は、与える側と受け取る側の双方にポジティブな影響を与えるとされています。特に、具体的に何に感謝しているかを伝えると、その効果はさらに高まるそうです。

「彼が料理を作ってくれたとき、ただ『ありがとう』と言うのではなく、『野菜の切り方が丁寧で、見た目も美しいね。作ってくれて嬉しい』と伝えると、彼の表情が明るくなるんです」と恵理さん。

小さな感謝を言葉にする習慣は、関係を長く保つための最も簡単で効果的な方法かもしれませんね。

  1. お互いの「違い」を楽しむ心を育てる

「彼と私は正反対の性格なんです。最初はそれがぶつかる原因でしたが、今ではその違いが関係の面白さになっています」

7年の交際を経て結婚した45歳の智子さんは、笑顔でそう話します。恋愛において、価値観の違いは摩擦の原因になりがちですが、見方を変えれば、それは関係を豊かにする「味付け」にもなるのです。

「彼は計画的で、私は行き当たりばったり。初めてのデートで、私のアバウトさに彼はイライラしていましたね」と智子さん。「でも今では、『だからこそお互いに補い合える』と思えるようになりました」

自分の意見を押し通すのではなく、相手の価値観も尊重する姿勢。これは一朝一夕には身につきませんが、意識し続けることで少しずつ育っていくものです。

「違いを受け入れることは、自分の世界を広げることでもあります」と、夫婦カウンセラーの高橋さんは言います。「相手と同じである必要はないし、意見が違っても愛し合えることを知ると、関係がぐっと楽になるんです」

特に付き合いたての時期は、相手の「いいところ」に目が行きがちですが、やがて「違うところ」も見えてきます。そのとき、その違いを「面白い」と思える心の余裕があるかどうかが、関係の長さを左右するのかもしれません。

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