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なぜ「いい人」なのに選ばれない?恋愛対象外になる男性の本当の理由

「いい人なんだけど、恋愛対象としては見れない」

こんなこと言われたら男は、泣きたくなります。優しくて、誠実で、人柄も悪くない。なのに、なぜか恋愛には発展しない。そんな悩みを抱えている人に向けて、今日は少し耳の痛い話をしたいと思います。

私は長年、恋愛コンサルタントとして多くの男女の相談に乗ってきました。その中で気づいたのは、多くの男性が「恋愛対象外になる理由」を根本的に誤解しているということです。問題は、あなたの性格が悪いわけでも、容姿が劣っているわけでもありません。ズレているのは、女性が本当に見ているポイントと、男性が気をつけているつもりのポイントなのです。

「清潔感」という言葉の裏にある本質

よく婚活やマッチングアプリのプロフィールで「清潔感のある人が好き」と書かれていますよね。これを見て、多くの男性は「毎日お風呂に入って、洗濯した服を着ればいいんだろう」と考えます。

でも、ちょっと待ってください。女性が求めている清潔感は、そういう表面的な話ではないんです。

彼女たちが本当に見ているのは、「自分を律することができる人かどうか」という規律の有無なんです。つまり、清潔感とは衛生状態ではなく、生き方の問題だと私は考えています。

具体的に言いましょう。あなたは新品のシャツを着て、髪もしっかりセットして、デートに臨んだとします。でも、よく見ると靴が汚れていたり、鼻毛が出ていたり、スマホの画面が指紋だらけだったりしませんか。

こうした細部への無頓着さは、女性に「ああ、この人は細かいところまで気が回らない人なんだ」というメッセージを送ってしまいます。そして、それは恋愛において致命的な印象につながるのです。

なぜなら、女性は無意識のうちにこう考えるからです。「細部に気を配れない人は、私との時間も適当に扱いそう」「大切なことを見落としそう」と。

これは理屈ではありません。直感的な拒絶反応なんです。

だからこそ、私がアドバイスするのは「おしゃれになる」ことではなく、「シワ、シミ、毛羽立ちをゼロにする」ことです。高級ブランドの服を着る必要はありません。ユニクロでもいい。でも、その服がきちんと手入れされているか。靴が磨かれているか。爪が切られているか。こうした基本的なことが、実は恋愛の入り口なんです。

優しさが裏目に出る瞬間

「どこ行きたい?」「何食べたい?」「君の好きな方でいいよ」

この言葉、あなたも使ったことがありませんか。相手を尊重しているつもりで、女性の意見を優先する。一見、これは紳士的な態度に見えます。

でも、これが続くとどうなるか。女性は「決断のコストを全部押し付けられている」と感じるんです。

あるクライアントの女性(33歳・IT企業勤務)がこんな話をしてくれました。

「マッチングアプリで知り合った人と初めて会ったんです。彼はすごく優しくて、デート中ずっと『どこでもいいよ』『君に合わせるよ』って言ってくれました。最初は気を遣ってくれてるんだなって嬉しかったんです。でも、ランチのお店も、次に行くカフェも、全部私が決めることになって。スマホで検索して、空いてるか確認して、道順も調べて。気づいたら、私がデートプランナーみたいになってたんですよね」

彼女は続けます。「別にリードしてほしいわけじゃないんです。でも、一緒に並んで歩いている感じがしなくて。なんていうか、私がタクシーを呼んで、彼がただ乗っているだけみたいな関係性に見えてしまって。2回目のデートは断りました」

これは非常に重要なポイントです。優しさと主体性の欠如は、紙一重なんです。

女性が求めているのは、「私の意見を聞いてくれる人」であると同時に、「自分の意見も持っている人」なんです。理想的なのは「俺はイタリアンが食べたいんだけど、君はどう?」という形です。自分の希望を提示しつつ、相手の意見も尊重する。この両立が、対等なパートナーシップの第一歩だと私は考えています。

会話が「発表会」になっていませんか

恋愛対象外になる男性の会話には、極端な2つのパターンがあります。

一つ目は、自慢や自分語りが止まらないタイプ。自分のスペック、学歴、年収、過去の栄光を次々と「プレゼン」してしまう。これは、自分を売り込もうとするあまり、相手との対話を忘れてしまっている状態です。

二つ目は、逆に聞き上手すぎるタイプ。質問ばかりして、自分の内面を一切見せない。「へえ、そうなんだ」「それでどうなったの?」と相槌は打つけれど、自分の考えや感情は話さない。

どちらにも欠けているのは、「自己開示の返報性」です。

人間関係、特に恋愛において大切なのは、相手が心を開いたら、自分も心を開く。相手が弱みを見せたら、自分も弱みを見せる。このキャッチボールなんです。

適度な弱みや人間味を見せないと、女性は「この人と一緒にいても心が動かない」と感じます。言い換えれば、退屈なんです。

完璧な人間は、実は魅力的ではありません。なぜなら、隙がないからです。隙のない人には、近づきにくいし、共感もしにくい。だからこそ、私はクライアントにこうアドバイスします。

「相手の話を50パーセント聞いて、自分の感情を50パーセント話してください。ただし、事実ではなく感情を語ることが大切です」

例えば、相手が「最近仕事が大変で」と言ったとします。そこで「大変なんだね。何の仕事してるの?」と質問するのではなく、「わかる。俺も先月、プロジェクトで徹夜続きで、正直心が折れそうになったんだよね」と、自分の体験と感情を共有する。これが、心の距離を縮める会話なんです。

「必死さ」は透けて見える

「早く彼女が欲しい」「誰かに認められたい」という焦り。これは、言葉にしなくても、非言語情報として相手に伝わってしまいます。

具体的なNG行動を挙げましょう。返信が来ていないのに追撃LINEを送る。初対面なのに結婚観について詰め寄る。過剰な褒め言葉を連発する。

こうした行動の裏にあるのは、不安と焦りです。そして、人間は本能的に「価値があるものは簡単には手に入らない」と感じる生き物なんです。

皮肉なことに、安売りしすぎる態度は、自分の価値を下げてしまいます。

ここで誤解してほしくないのですが、私は「駆け引きをしろ」と言っているわけではありません。わざと連絡を遅らせたり、冷たくしたりする必要はない。

大切なのは、「自分には彼女がいてもいなくても、充実した人生がある」という軸を持つことです。その上で、「あなたと一緒にいると、その人生がもっと豊かになりそうだ」と思えるから付き合いたい。この順序が重要なんです。

恋愛は、欠けたものを埋め合うためのものではありません。満たされている人同士が、さらに満たされるために手を取り合うものだと、私は考えています。

生理的な違和感という名の直感

食べ方、店員さんへの態度、笑い方の癖。これらは理屈ではない「なんか違う」という感覚を生み出します。

あるクライアントの女性(26歳・コンサルタント)は、こんな経験を語ってくれました。

「マッチングアプリで知り合った男性がいて、仕事もできるし、顔もタイプだったんです。でも、初デートでレストランに行った時、店員さんがメニューを持ってきた瞬間、彼は無言で受け取ったんですよね。『ありがとう』も『すみません』もなく。その瞬間、スッと冷めてしまいました」

彼女は続けます。「ああ、この人は自分より立場が下だと思った人には敬意を払わないんだな、って。もし私が彼の彼女になって、何かミスをしたり、彼より弱い立場になった時、同じように扱われるんだろうな、って想像してしまったんです」

これは非常に深い洞察だと思います。

女性は、あなたが自分にどう接するかだけでなく、他者にどう接するかを見ています。なぜなら、それが「この人の本質」だと理解しているからです。

デート中だけ優しくて、店員さんには横柄。友達の前では明るいのに、二人きりになると不機嫌。こうしたギャップは、「本当のあなた」を示すサインとして受け取られます。

だからこそ、一貫性が大切なんです。誰に対しても、どんな状況でも、基本的な敬意を持って接する。これができる人は、信頼されます。

逆転のための具体的なアプローチ

ここまで読んで、少し落ち込んだ人もいるかもしれません。でも、大丈夫です。これらは全て、意識すれば変えられることばかりなんです。

まず、外見について。先ほども言いましたが、「おしゃれ」を目指す前に、「基本のメンテナンス」を徹底してください。服のシワ、シミ、毛羽立ちをゼロにする。靴を磨く。爪を切る。鼻毛を処理する。これだけで、印象は大きく変わります。

次に、会話について。相手の話を50パーセント聞き、自分の感情を50パーセント話す。このバランスを意識してください。質問攻めにもせず、自分語りにもならず、対等なキャッチボールを心がける。

そして、態度について。相手の顔色を伺いすぎず、自分の「好き・嫌い」をハッキリ提示してください。「何でもいい」は優しさではなく、責任の放棄です。「俺はこう思うけど、君はどう?」と言える勇気を持ちましょう。

最後に、距離感について。相手が1歩踏み出したら、自分も1歩踏み出す。この同じペースを保つことが大切です。そして、「追いかけない」勇気を持ってください。相手が離れていくなら、それは縁がなかったということ。無理に引き留めようとすると、かえって距離が開きます。

私が何人もの恋愛相談に乗ってきて気づいたのは、恋愛対象になるかどうかは、スキルの問題ではないということです。

本質は、「対等なパートナーとして向き合える強さがあるか」なんです。

自分の意見を持ち、自分の人生に責任を持ち、相手を尊重しつつも自分も尊重する。この姿勢があれば、あなたは自然と魅力的な人になります。

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