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真剣交際で後悔しないために|仮交際中に必ず確認すべき重要事項と段階別チェックリスト

「あの時、ちゃんと聞いておけばよかった…」

真剣交際に進んでから、あるいは成婚退会した後に、こんな後悔の声を聞くことがあります。仮交際は、まさにお相手の「本当の姿」を知るための貴重な期間。でも、多くの人がこの時期に十分な確認をせず、「なんとなく良さそう」「条件が合っているから」という理由だけで真剣交際に進んでしまうんですね。

目次

【実例から学ぶ】真剣交際後に破談になった3つのケース

まずは、実際にあった「聞いておけばよかった」というケースを見ていきましょう。これらは全て、仮交際中にきちんと確認していれば防げた問題です。

ケース1:「お金の価値観」で見えた決定的な違い

Aさん(35歳・女性)とBさん(38歳・男性)は、仮交際3回目で意気投合し、すぐに真剣交際に進みました。条件も申し分なく、会話も弾む。「この人となら大丈夫」そう思っていたんですね。

ところが、真剣交際に進んで1ヶ月後、結婚後の生活について具体的に話し始めたとき、大きな壁にぶつかりました。

Aさんは共働きを希望し、お互いの収入を家計に入れて管理したいと考えていました。一方、Bさんは「男が稼いで家族を養うもの」という価値観で、妻には専業主婦になってほしいと考えていたんです。

さらに問題だったのは、Bさんが「自分の給料は自分で管理したい。生活費だけ渡す」というスタイルを譲らなかったこと。Aさんは「お金の透明性がない関係は不安」と感じ、結局、破談になってしまいました。

この失敗から学べること: 仮交際中に「結婚後の働き方」「お金の管理方法」「家計の考え方」を具体的に話し合っていれば、真剣交際に進む前に判断できたはずなんです。お金の話は切り出しにくいかもしれませんが、結婚生活の根幹に関わる部分。むしろ、仮交際中に話せないなら、結婚後はもっと話せません。

ケース2:「親の介護」という見えなかった未来

Cさん(32歳・女性)とDさん(40歳・男性)のケース。二人は価値観も合い、順調に真剣交際に進みました。

しかし、成婚退会の直前、Dさんの実家に挨拶に行ったときのこと。Dさんのお母様が「息子は長男だから、将来は同居してもらわないと困る」と当然のように話し始めたんです。

Cさんは驚きました。Dさんからは一度もそんな話を聞いていなかったから。後で聞くと、Dさん自身も「まだ先の話だし、母も若いから大丈夫だと思っていた」と曖昧にしていたんですね。

Cさんは同居に抵抗があり、どうしても受け入れられない。二人の間で何度も話し合いが持たれましたが、結局、この問題が原因で婚約解消となってしまいました。

この失敗から学べること: 親との関係性、将来の介護、同居の可能性。これらは「まだ先のこと」と思いがちですが、結婚は家族との繋がりも含めた決断です。仮交際中に「親御さんとの関係はどうですか?」「将来的に同居や介護はどう考えていますか?」と確認しておくべきでした。

ケース3:「子どもへの考え方」のズレ

Eさん(29歳・女性)とFさん(34歳・男性)。二人とも「子どもは欲しい」という点で一致していて、何の問題もないように見えました。

ところが、真剣交際に進んで具体的な話をし始めたとき、大きなズレが見えてきたんです。

Eさんは「子どもは2人くらい欲しいけど、キャリアも大切にしたいから、育休後は仕事に復帰したい」と考えていました。一方、Fさんは「子どもができたら、最低でも3歳までは母親が側にいるべき」という考えで、妻には仕事を辞めてほしいと思っていたんです。

さらに、Fさんは「子育ては女性の役割」という意識が強く、育児参加についても消極的。Eさんは「これでは私が全部背負うことになる」と不安を感じ、関係を解消しました。

この失敗から学べること: 「子どもが欲しい」という表面的な一致だけでは不十分。「何人欲しいのか」「育児はどう分担するのか」「妻の仕事復帰はどう考えているのか」「育児方針は?」こうした具体的な部分まで、仮交際中に踏み込んで話すことが必要なんです。


なぜ仮交際で確認できないのか?3つの心理的ブレーキ

ここまで読んで、「でも、そんなことまで聞いたら、重いと思われるんじゃ…」と感じた方もいるかもしれません。

実は、多くの人が仮交際中に十分な確認をできない理由には、こんな心理的ブレーキがあるんです。

1. 「嫌われたくない」という恐れ 仮交際中は、まだ関係が浅い段階。「こんな踏み込んだ質問をしたら、引かれるんじゃないか」「条件ばかり気にしていると思われるんじゃないか」という不安から、聞きたいことが聞けなくなってしまうんですね。

2. 「なんとかなる」という楽観 「結婚したら変わるかもしれない」「愛があれば乗り越えられる」こんな風に考えて、違和感を感じても目をつぶってしまう。でも、結婚は現実です。感情だけでは乗り越えられない問題も、確かに存在します。

3. 「この人を逃したくない」という焦り 条件が良い相手、人気のある相手に出会うと、「この人を逃したら次はないかも」という焦りから、冷静な判断ができなくなることも。でも、焦って進んだ真剣交際が破談になったら、結局は時間の無駄になってしまいます。


【段階別】仮交際の進め方と各段階で確認すべきこと

それでは、ここからは具体的に「いつ」「何を」確認すべきかを、段階別に見ていきましょう。

仮交際は、おおよそ3つの段階に分けて考えると整理しやすいんです。

【初期段階】1〜2回目のデート:基本的な価値観を探る

この時期は、まだお互いに緊張している段階。いきなり踏み込んだ質問は避けて、まずは「人となり」を知ることに集中しましょう。

確認すべき項目:

  • 趣味や休日の過ごし方
  • 仕事への向き合い方、やりがい
  • 大切にしている価値観(誠実さ、家族、成長など)
  • 結婚を考えた理由やタイミング

具体的な質問例: 「お休みの日は、普段どんな風に過ごされているんですか?」 「今のお仕事は、どんなところにやりがいを感じますか?」 「○○さんが人生で大切にしていることって、何ですか?」

私の経験談: 私がカウンセラーとして印象的だったのは、初回デートで「相手の話をとにかく聞く」ことに徹したGさん(女性)のケース。彼女は質問上手で、相手が楽しそうに話す姿を見ながら、「この人は仕事を本当に楽しんでいるんだな」「家族を大切にする人なんだな」と、言葉の端々から価値観を読み取っていました。

この段階では、質問攻めにするのではなく、自然な会話の中から相手の人柄を感じ取ることが大切なんですね。

【中期段階】3〜5回目のデート:具体的な結婚観を探る

お互いに少し打ち解けてきたこの時期。ここから少しずつ、結婚生活の具体的なイメージについて話し始めるタイミングです。

確認すべき項目:

  • 結婚後の働き方(共働き?専業主婦?)
  • 住む場所(どのエリアを希望するか)
  • お金の管理方法(共同管理?別会計?)
  • 家事分担の考え方
  • 子どもについての基本的な考え

具体的な質問例と聞き方のコツ:

この段階では、「実は私、こう考えているんですけど、○○さんはどうですか?」という形で、まず自分の考えを伝えてから相手に聞くと、相手も答えやすくなります。

「私は結婚しても仕事を続けたいと思っているんですが、○○さんは共働きについてどう考えていますか?」

「将来的には、お互いの収入を合わせて家計を管理したいなと思っているんですが、○○さんはお金の管理についてどんな風に考えていますか?」

「家事は二人で分担できたらいいなと思っているんですけど、○○さんは料理とかされますか?」

成功事例: Hさん(30歳・女性)は、3回目のデートでカフェに入った時、さりげなくこう切り出しました。

「最近、友達が結婚したんですけど、お金の管理で揉めてるって聞いて。私たちも、そういうこと考えておいた方がいいですよね」

この自然な導入から、お金の話、家事の話、仕事の話へと広がっていったんです。相手の男性も「確かに大事だよね」と、真剣に自分の考えを話してくれたそう。

Hさんのように、「友達の話」や「最近見た記事」などを使って、自然に話題を振ると、重たい雰囲気になりにくいんですね。

【後期段階】6回目以降:深い本音と覚悟を確認する

ここまで来たら、そろそろ真剣交際を意識する段階。表面的な一致だけでなく、より深い部分、時には触れにくい部分まで確認していく必要があります。

確認すべき項目:

  • 親との関係性と将来の介護
  • 子どもの人数、育児方針、教育方針
  • 宗教や信仰について
  • 借金や過去の恋愛について(必要に応じて)
  • 転勤や転職の可能性
  • 持病やアレルギーなど健康面

質問する際の心構え:

この段階の質問は、確かに重いテーマも含まれます。でも、ここで聞かなければ、真剣交際に進んでから、あるいは結婚してから問題が表面化してしまう。

大切なのは、「あなたのことをもっと知りたい」という姿勢で聞くこと。詰問ではなく、対話です。

具体的な切り出し方:

「真剣交際も視野に入れて考えたいので、もう少し踏み込んだことも聞いてもいいですか?」

このように前置きをすることで、相手も心の準備ができます。

親との関係について: 「○○さんは、ご両親とはどんな関係ですか? 将来的に介護とか、同居とか、そういうことも考えておいた方がいいかなと思って」

子どもについて: 「子どもは○○さん、何人くらい欲しいですか? 私は2人くらいかなと思っているんですけど、育児はできれば二人で協力してやりたいなと思っていて」

私が見た成功事例: Iさん(33歳・男性)とJさん(31歳・女性)のカップルは、6回目のデートの時、二人でノートを持ち寄って「結婚後の理想の生活」について書き出したんです。

住む場所、お金のこと、子どものこと、親のこと。一つひとつを視覚化しながら、「ここは一致してるね」「ここはすり合わせが必要だね」と話し合ったそう。

この方法なら、感情的にならずに、客観的に確認できますよね。二人は無事に真剣交際に進み、現在は幸せな結婚生活を送っています。


相手の回答から本音を見極める5つのポイント

質問をしても、相手が本音で答えてくれなければ意味がありません。ここでは、回答から「本音」を見極めるポイントをお伝えします。

1. 言葉と行動が一致しているか

「家事は分担したい」と言いながら、デート中に「女性が料理するべき」といった発言をする。これは言行不一致のサインです。

普段の何気ない会話や行動の中に、本音が表れることが多いんですね。

2. 具体性があるか、曖昧か

「まあ、そのうち考える」「なんとかなるでしょ」といった曖昧な回答は要注意。真剣に考えていない可能性があります。

逆に、「僕は○○だと思う。理由は△△だから」と具体的に答えられる人は、しっかり自分の考えを持っている証拠です。

3. 質問を避けたり、話をそらしたりしないか

触れられたくない話題になると、話を変えたり、笑ってごまかしたりする人がいます。それは、何か隠したいことがあるか、向き合いたくない問題があるサインかもしれません。

4. あなたの意見も聞いてくれるか

一方的に自分の考えを押し付けるのではなく、「○○さんはどう思う?」と聞いてくれるか。これは、相手があなたを対等なパートナーとして見ているかどうかの指標になります。

5. 違いがあった時の反応

価値観の違いが見えた時、「そういう考えもあるんだね」と受け入れようとするか、「それは違う」と否定するか。

結婚生活では、必ず意見の相違が出てきます。その時に、話し合って歩み寄れる相手かどうかが重要なんです。


「この質問は重い?」と不安になったあなたへ

ここまで読んで、「でもやっぱり、こんなこと聞いたら嫌がられるんじゃ…」と不安になった方もいるかもしれませんね。

でも、考えてみてください。

あなたのことを本当に大切に思っている人なら、真剣な質問に真剣に答えてくれるはずです。

もし、「そんなこと聞くなんて」と不機嫌になったり、はぐらかしたりする相手なら、結婚後も大事な話ができないかもしれません。それは、むしろ早めに分かってよかったんです。

婚活は「お見合い」。結婚を前提としたお付き合いです。恋愛とは違います。だからこそ、仮交際という期間があるんですね。

仮交際は、遠慮する時期ではなく、確認する時期。

この考え方を、ぜひ持っていてください。


真剣交際に進むべきか迷ったときの判断基準

さて、ここまで確認してきて、「この人と真剣交際に進むべきか」を判断する時がきます。

私がカウンセラーとして、いつもお伝えしている判断基準は、この3つです。

1. 「絶対に譲れない条件」がクリアされているか

あなたには、結婚相手に対して「これだけは絶対に譲れない」という条件があるはずです。

それは、「子どもが欲しい」かもしれないし、「共働きを理解してくれる」かもしれない。「親との同居はNG」かもしれません。

その条件が満たされていないなら、どんなに他が良くても、結婚後に苦しむことになります。

2. 違和感を「まあいいか」で済ませていないか

「なんか引っかかるけど、条件は良いし」 「この年齢で相手を選んでいる場合じゃないし」

こんな風に、違和感に蓋をしていませんか?

その小さな違和感は、結婚後に大きな亀裂になることがあります。自分の直感を、大切にしてください。

3. 「この人となら、問題を一緒に乗り越えられそう」と思えるか

完璧な相手なんて、いません。必ず、何かしらの違いや課題は出てきます。

大切なのは、「この人となら、話し合って解決していけそう」と思えるかどうか。

困難があった時に、逃げずに向き合ってくれる。あなたの話を聞いてくれる。一緒に考えてくれる。

そういう姿勢が見えたなら、その人は良いパートナーになる可能性が高いと言えます。


【実践】真剣交際に進む前の最終チェックリスト

最後に、真剣交際に進む前の最終チェックリストをお渡しします。

印刷して、一つひとつ確認してみてください。

□ 結婚観・将来設計

  • 結婚後の働き方について話し合った
  • 住む場所のイメージが一致している
  • 将来のライフプランを共有できた

□ 経済面

  • お金の管理方法について確認した
  • 貯蓄や投資の考え方を聞いた
  • 大きな借金がないことを確認した

□ 家族・親族関係

  • 親との関係性を知った
  • 将来の介護や同居について話し合った
  • 親戚付き合いの頻度や方法を確認した

□ 子ども・育児

  • 子どもが欲しいか、何人欲しいかを確認した
  • 育児分担の考え方を聞いた
  • 教育方針について話し合った

□ 生活習慣・価値観

  • 家事分担の考え方を確認した
  • 休日の過ごし方のイメージが合っている
  • 大切にしている価値観を共有できた

□ 相性・人柄

  • 一緒にいて安心感がある
  • 話を聞いてくれる姿勢がある
  • 違いがあった時に歩み寄れそう

全てに✓が付かなくても大丈夫。でも、あなたにとって「絶対に大切」な項目には、必ず✓が付いているべきです。

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