送ったLINEがいつまで経っても既読にならない。スマホの画面を何度も確認しては、また未読のまま。そんな経験をしたことがある人は、きっと少なくないはずです。
特に、それが好きな人や付き合い始めたばかりの恋人からの返信だったりすると、胸の奥がざわざわして落ち着かなくなりますよね。「もしかして、ブロックされた?」「何か気に障ることを言ってしまったのかな」「もう私のこと、どうでもよくなったのかな」。そんな考えが頭の中をぐるぐると回り始めて、気がつけば何も手につかなくなっている。
私自身、そういう経験が何度もあります。既読がつかないまま一晩過ごした時の、あの長い夜のことは今でも忘れられません。布団に入っても眠れなくて、つい何度もスマホを見てしまう。そのたびに変わらない画面を見て、また落ち込む。あの時間は、本当につらかったです。
でも、後になって気づいたことがあります。既読がつかない理由は、実はブロックだけではないということ。むしろ、ブロック以外の理由の方がずっと多いということ。そして、不安に駆られて行動してしまうことが、かえって状況を悪くしてしまうことがあるということ。
今回は、LINEが未読のまま既読にならない原因について、ブロック以外の可能性を中心に詳しくお話ししていきたいと思います。恋愛で悩んでいる方にとって、少しでも心が軽くなるヒントになれば嬉しいです。
そもそも既読がつかないのはなぜ起きるのか
LINEの既読機能について、少し整理しておきましょう。
LINEでは、相手がメッセージを開いて確認した時点で「既読」という表示がつきます。つまり、既読がつかないということは、相手がまだメッセージを開いていないということ。ここまでは誰もが知っている話ですよね。
でも、「開いていない」という状態には、実はさまざまな理由があり得るのです。
大きく分けると、技術的な問題、相手の環境の問題、そして心理的な要因の三つに分類できます。それぞれについて、詳しく見ていきましょう。
技術的な問題で届いていない可能性
まず考えたいのが、そもそもメッセージが相手に届いていない、あるいは通知されていないという可能性です。
電波状況が悪い場所にいる場合、メッセージはサーバーには送信されていても、相手の端末にはすぐに届かないことがあります。地下鉄や山間部、高層ビルの奥まった場所など、電波が入りにくい環境は意外と多いものです。海外にいる場合も同様で、ローミング設定やWi-Fi環境によっては、LINEの通知が正常に機能しないことがあります。
機内モードになっている可能性もあります。飛行機に乗っている時はもちろん、映画館やコンサート、大事な会議など、スマホの電源を切るか機内モードにすることがマナーとされる場面は日常的にあります。
もっと単純に、スマホの充電が切れているということも考えられます。バッテリーが空になってしまえば、当然LINEを見ることはできません。うっかり充電器を忘れて出かけてしまった、なんてことは誰にでもあることです。
端末の故障という可能性もあります。スマホを落として画面が割れた、水没させてしまった、突然電源が入らなくなった。こうしたトラブルは、予告なく起こります。修理や買い替えが完了するまで、LINEを見ることができない状態が続くわけです。
こうした技術的な問題は、あなたとの関係性とは全く関係がありません。にもかかわらず、既読がつかないという同じ状態を引き起こします。だから、既読がつかないからといって、すぐに悲観的になる必要はないのです。
通知設定や生活環境の問題
技術的なトラブルがなくても、相手がメッセージに気づいていないケースはたくさんあります。
最も多いのが、通知をオフにしているパターンです。集中して作業したい時、睡眠を妨げられたくない時、単にスマホから離れたい時など、通知をオフにする理由は人それぞれです。特に仕事中は、LINEの通知音が鳴らないように設定している人は少なくありません。
通知が多すぎて埋もれてしまうということもあります。仕事でグループLINEを使っている人は、一日に何十件、何百件ものメッセージを受け取ることがあります。そうなると、プライベートのメッセージは通知の山に埋もれてしまい、気づかないまま時間が経ってしまうのです。
スマホをバッグの中に入れたまま、長時間見ていないというケースもあります。休日に家でのんびり過ごしている時や、友人と会っている時など、意識的にスマホから離れている人もいます。デジタルデトックスという言葉があるように、スマホとの付き合い方を見直している人は増えています。
これらはすべて、相手の生活スタイルや価値観に関わることです。あなたのメッセージを無視しているわけではなく、単にまだ見ていないだけ。それだけのことなのです。
心理的な要因による未読
ここまでは、相手が物理的にメッセージを見られない、または気づいていない状況についてお話ししました。では、メッセージには気づいているけれど、あえて開かないでいるケースはどうでしょうか。
これは確かに存在します。でも、それが必ずしもあなたを拒否しているわけではないということを、まず理解してほしいのです。
たとえば、体調を崩している時。熱があったり、頭痛がひどかったりする時に、誰かとメッセージのやり取りをする気力がないことは、誰にでもあります。返信しなければと思いながらも、体が動かない。そんな状態の時に、メッセージを開くことすら億劫になることがあるのです。
精神的に疲れている時もそうです。仕事で大きなストレスを抱えていたり、プライベートで悩み事があったりする時、人と関わること自体がしんどくなることがあります。それはあなたに対する気持ちの問題ではなく、その人自身のコンディションの問題です。
返信の内容を考えている最中ということもあり得ます。大切な人からのメッセージだからこそ、適当な返信をしたくない。でも今は良い返答が思いつかない。だから、落ち着いてから返そうと思って保留にしている。そんなケースも意外と多いのです。
重要なのは、こうした心理的な理由による未読は、ブロックとは全く性質が違うということ。一時的な状態であり、状況が落ち着けば返信が来る可能性は十分にあります。
実際にあった体験から学ぶこと
ここで、実際に既読がつかなくて不安になった経験を持つ方々の話を紹介させてください。
ある女性の話です。付き合い始めたばかりの彼氏からのLINEが、丸二日間既読になりませんでした。不安で不安で、何度もメッセージを送ってしまったそうです。「どうしたの?」「大丈夫?」「何かあった?」と。
三日目になって、ようやく既読がつきました。彼からの返信はこうでした。「ごめん、急な海外出張で、仕事中は一切スマホ禁止のエリアにいたんだ。夜もWi-Fiが弱くてアプリが開けなかった」
彼女は安堵すると同時に、少し恥ずかしくなったそうです。連投したメッセージを見た彼は、「そんなに心配してくれてたんだ」と笑っていたとのことですが、もし関係がもっと浅い段階だったら、「重い」と思われていたかもしれません。
別の男性の話もあります。気になっている女性にLINEを送ったものの、なかなか既読がつかない。三日経っても四日経っても未読のまま。脈がないのかと落ち込んでいました。
共通の知人に何気なく聞いてみたところ、彼女は重要なプロジェクトの締め切り直前で、仕事のグループLINEだけで一日数百件のメッセージが飛び交う状況だったそうです。プライベートのLINEを見る余裕など、全くなかったのです。
彼は追撃のメッセージを送らずに待ちました。プロジェクトが終わった頃、彼女から「ごめんね、やっと落ち着いた」と連絡が来て、そこから関係が進展したそうです。
もう一つ、印象的な話があります。頻繁にメッセージのやり取りをしていた彼が、急に二、三日未読状態になった女性の体験です。心配になって電話をかけてみたところ、彼はこう言いました。「最近スマホに縛られすぎて疲れてたから、通知を全部オフにしてデジタルデトックスしてたんだ」
彼女は少しホッとすると同時に、自分もスマホとの付き合い方を見直すきっかけになったそうです。そして、彼がそういう価値観を持っている人だということを理解した上で、その後の関係を続けていくことができました。
これらの体験談に共通しているのは、既読がつかなかった理由が、決してブロックや拒否ではなかったということです。そして、焦って行動しなかったことが、結果的に良い方向に働いたということです。
ブロックかどうかを見極める方法
とはいえ、既読がつかない状態があまりにも長く続くと、やはりブロックの可能性を考えてしまいますよね。その気持ちは、よくわかります。
本当にブロックされているのかどうかを確認する方法はいくつかあります。ただし、これらは状況が深刻な場合、たとえば一週間以上既読がつかないような場合にのみ試すことをおすすめします。それ以前の段階で確認行動を取ることは、あまり良い結果を生みません。
一つ目の方法は、LINE通話をかけてみることです。ブロックされている場合、呼び出し音は鳴りません。逆に、呼び出し音が鳴れば、ブロックされていない可能性が高いです。ただし、これはあくまで目安であり、相手が電話に出ない限り確実なことはわかりません。
二つ目は、共通の友人を介してグループトークに招待してもらう方法です。ブロックされていても、グループには招待できます。ただ、この方法は友人に事情を説明する必要があり、気まずさを感じる人も多いでしょう。
スタンプをプレゼントしようとしてエラーが出るかどうかで判断する方法もありますが、これは確実ではありません。相手がすでにそのスタンプを持っている可能性もあるからです。
いずれの方法も、あくまで参考程度に考えてください。そして、確認行動を取ること自体が、相手に違和感を与える可能性があることも忘れないでほしいのです。
既読がつかない時の正しい対処法
では、既読がつかない時、どう行動するのが正解なのでしょうか。
まず、短期的な未読、つまり一日や二日程度であれば、追撃のLINEを送らないことが鉄則です。「さっきの見た?」「返信まだ?」といったメッセージは、相手にプレッシャーを与えるだけでなく、あなた自身の印象も悪くしてしまいます。
この時期は、相手の忙しさや都合を尊重して、自分の時間を楽しむことに集中しましょう。趣味に没頭する、友達と会う、仕事に打ち込む。スマホばかり見ていると、ますます不安が募るだけです。
三日以上経っても既読がつかない場合は、返信しやすい具体的な用件を一つだけ送ってみるのも手です。「来週の予定、確認したいんだけど」「この前話してたお店、予約した方がいい?」など、イエスかノーで答えられるシンプルな質問が良いでしょう。感情的なメッセージや、長文の追撃は逆効果です。
ブロックの可能性が低いと判断できた場合は、電話という手段も考えられます。ただし、電話は一回だけにとどめてください。何度も着信を残すのは、相手を追い詰めることになります。
そして、相手から返信が来た時。未読だったことには触れないのが大人の対応です。「遅くなってごめん」と相手が言ってきたら、「大丈夫だよ、忙しかったんでしょ」と軽く流す。相手の状況を気遣う姿勢を見せることで、あなたの器の大きさが伝わります。
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