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不幸を引き寄せる人の特徴とは?恋愛で失敗を繰り返す原因

「どうして私ばかり、こんな目に遭うんだろう」

恋愛がうまくいかないたびに、そう思ったことはありませんか。

付き合う相手がいつも問題を抱えている。せっかく良い関係が始まっても、なぜか長続きしない。幸せになりかけると、決まって何かが起きて壊れてしまう。

周りを見れば、特に努力しているようには見えないのに幸せな恋愛をしている人がいる。一方で、自分はどれだけ頑張っても、いつも同じような結末を迎えてしまう。

「私は不幸体質なんだ」「運が悪いんだ」

そんな風に思い込んでいる人もいるかもしれません。

でも、ちょっと立ち止まって考えてみてください。本当にそれは「運」の問題なのでしょうか。

実は、不幸を引き寄せているように見える人には、思考パターンや行動様式に共通の特徴があることが分かっています。それは神秘的な「引き寄せの法則」などではなく、認知の歪みやネガティブなセルフイメージから生じる悪循環なのです。

今回は、なぜ同じような失敗を繰り返してしまうのか、その心理的なメカニズムと、そこから抜け出すための具体的な方法について考えていきたいと思います。

不幸を引き寄せる人に見られる思考パターン

不幸を引き寄せているように見える人の多くは、実は自ら望まない結果に向かって行動を「選択」しています。

もちろん、本人にその自覚はありません。むしろ、必死に幸せになろうとしているはずです。でも、心の奥深くにある思い込みや、長年かけて身についた思考の癖が、知らず知らずのうちに不幸な結果を招いてしまうのです。

「どうせダメだ」という決めつけ

不幸を引き寄せる人の特徴として、まず挙げられるのが過度な悲観主義です。

何か良いことが起きても、素直に喜べない。「これは長く続かない」「裏があるに違いない」と、すぐにネガティブな方向に考えてしまう。

新しい恋愛が始まっても、「どうせまた別れることになる」と未来を悲観する。相手が優しくしてくれても、「今だけだ」「いつか本性を現す」と疑ってしまう。

こうした思考は、単なる「慎重さ」とは違います。それは、幸せになることへの無意識の抵抗なのです。

そして厄介なことに、この悲観的な予測は、しばしば自己成就的予言となります。

「どうせ裏切られる」と思っていると、その不安が言動に現れます。相手を疑い、試し、責める。やがて相手は疲れ果てて去っていく。そして本人は「ほら、やっぱり裏切られた」と思うのです。

でも実際には、裏切られたのではなく、自分の行動が相手を追い詰めた結果なのです。

頭の中の否定的な声

もう一つの特徴が、ネガティブなセルフトークです。

私たちの頭の中では、常に独り言が流れています。この内なる声が、自分自身にどんなメッセージを送っているかは、とても重要です。

不幸を引き寄せる人の頭の中では、こんな声が繰り返されています。

「自分は愛される価値がない」「どうせうまくいかない」「私は不幸な人間だ」「幸せになる資格がない」

本人は意識していないかもしれませんが、こうしたメッセージは確実に心に影響を与えます。自信のなさ、魅力の低下、消極的な態度として、外面にも現れてきます。

そして、そういった自分を見て、「やっぱり私はダメなんだ」とさらに自己否定を深めていく。この悪循環が、不幸を引き寄せる大きな要因になっているのです。

被害者意識という罠

不幸を引き寄せる人には、強い被害者意識を持っている人も少なくありません。

「私は悪くない。全て相手のせいだ」「環境が悪かった」「運が悪かっただけ」

こうした考え方は、一時的には心を守ってくれます。自分を責めなくて済むからです。

でも、この思考パターンには大きな落とし穴があります。

全てを他者や環境のせいにしていると、自分で状況を変えようという発想が生まれません。「私は悪くないのだから、変わる必要はない」と思ってしまう。その結果、同じ過ちを何度も繰り返すことになります。

また、被害者であることをアイデンティティにしてしまう人もいます。「私は不幸な人間だ」ということを周囲にアピールし、同情や関心を引こうとする。

これは意識的にやっているわけではないかもしれません。でも、不幸話をすることで注目を集められると学習してしまうと、無意識のうちにその行動を繰り返すようになります。

そして、そういう人の周りには、同じようにネガティブな話題を持つ人が集まりやすくなります。類は友を呼ぶのです。

恋愛で不幸を引き寄せてしまう行動パターン

思考パターンに続いて、具体的な行動パターンについても見ていきましょう。

恋愛において不幸を引き寄せる人には、いくつかの典型的な行動パターンがあります。

問題のあるパートナーを選んでしまう

「なぜいつも、こういう人を好きになってしまうんだろう」

付き合う相手がいつも浮気性だったり、DVの傾向があったり、経済的に不安定だったり。そんな経験を繰り返している人は、決して珍しくありません。

これは単なる「運の悪さ」ではないことが多いのです。

潜在意識の中に、「自分は幸せになってはいけない」「自分にはこの程度のパートナーがふさわしい」という思い込みがあると、無意識のうちに自分を不幸にするような相手を選んでしまいます。

逆に、安定していて誠実な相手が現れても、「なんだか物足りない」「ときめかない」と感じて、自ら遠ざけてしまうこともあります。

刺激がないと不安になる。穏やかな関係に慣れていないから、それを「本当の恋愛じゃない」と思ってしまう。そして結局、問題のある相手との波乱に満ちた関係に戻っていく。

この繰り返しが、不幸の連鎖を生み出しているのです。

幸せを自ら壊してしまう

順調な恋愛が築かれていくと、不安になってしまう人がいます。

「この幸せは本物だろうか」「いつか壊れるに違いない」「こんなにうまくいくはずがない」

こうした不安に耐えられなくなると、人は時に破壊的な行動に出ます。

わざと相手を試す。些細なことでケンカを売る。他の異性の存在をほのめかして嫉妬させようとする。あるいは、自分から「もう終わりにしよう」と切り出す。

これは「幸せのサボタージュ」と呼ばれる現象です。

「いつか壊れる」という不安を抱え続けるくらいなら、自分で壊してしまった方がまだマシだと、無意識のうちに判断してしまうのです。

そして関係が終わった後、「やっぱり私は幸せになれない」と確信を深めていく。自分で壊したことは棚に上げて。

過剰な依存と期待

恋愛に過度に依存してしまう人も、不幸を引き寄せやすい傾向があります。

自分の心の隙間を、相手に埋めてもらおうとする。相手に全てを求め、全てを期待する。「あなたがいないと生きていけない」「あなただけが私の全て」。

こうした姿勢は、最初は相手にとって嬉しいものかもしれません。「こんなに必要とされている」という感覚は、承認欲求を満たしてくれます。

でも、やがて相手は息苦しさを感じ始めます。責任の重さに押しつぶされそうになります。そして、逃げ出したくなるのです。

相手が離れていくと、本人の「見捨てられる」という不安が現実になります。そしてまた、次の関係でも同じパターンを繰り返す。

依存が不幸を招き、不幸がさらなる依存を生む。この悪循環から抜け出すのは、簡単なことではありません。

実際にあった不幸の連鎖のエピソード

ここからは、不幸を引き寄せてしまった具体的なケースを見ていきましょう。

予言が現実になってしまったケース

ある20代の女性は、初めて順調に進む恋愛を経験していました。相手は優しく、誠実で、彼女を大切にしてくれました。

でも、彼女の心は安らぎませんでした。「絶対に彼は裏切る」という予感が、毎日のように頭をよぎったのです。

少し連絡が取れない時間があると、彼のSNSを隅々までチェックした。「どこで誰といるの?」と何度も尋ねた。彼の愛情を信じることができず、「別れよう」と突き放す試し行為を繰り返した。

やがて彼は疲れ果てました。「もう君の不安に付き合えない」と言って去っていきました。

彼女の「どうせ裏切られる」という予言は、自らの行動によって現実になってしまったのです。

彼は裏切ったわけではありません。彼女の不信感と試し行為に耐えられなくなっただけです。でも彼女にとっては、「やっぱり男は信用できない」という確信を強める出来事になってしまいました。

自分の理想を押し付けてしまったケース

30代の男性は、付き合う女性全てに「自分だけを最優先すること」を求めていました。

彼女が仕事で忙しいと、「私への愛情がない証拠だ」と責めた。友人との約束を優先されると、「私より友達の方が大事なんだ」と怒った。

最初は彼女たちも献身的に尽くしてくれました。でも、彼の独占欲と依存心に、やがて精神的に消耗していきました。一人、また一人と、彼のもとを去っていったのです。

別れるたびに彼は嘆きました。「なぜいつも自分だけが愛されないのか」と。

でも今振り返ってみれば、「愛の形」を一方的に定義し、それに合わない相手を自ら排除していたのは、他でもない彼自身だったのです。

不幸の連鎖を断ち切るために

ここまで読んで、「自分にも当てはまる」と感じた人もいるかもしれません。

大切なのは、自分を責めすぎないことです。こうした思考パターンや行動パターンは、長い時間をかけて形成されたものです。一朝一夕で変えられるものではありません。

でも、変えることは可能です。そのためのいくつかの方法を紹介します。

頭の中の声を意識する

まず取り組みたいのは、自分の頭の中で流れている独り言を意識することです。

どんな時に、どんなネガティブな声が聞こえてくるか。それを客観的に観察してみてください。

そして、そのネガティブな声を、少しずつポジティブな言葉に置き換えていく練習をします。

「どうせ失敗する」という声が聞こえたら、「まだ分からない。まずはやってみよう」と言い換えてみる。「私は愛されない」という声が聞こえたら、「私にも良いところはある」と反論してみる。

最初は違和感があるかもしれません。でも、繰り返すうちに、少しずつ思考パターンは変わっていきます。

小さな成功を記録する

毎日、どんなに小さなことでも「できたこと」「良かったこと」を記録してみてください。

朝起きられた。仕事を一つ終わらせた。美味しいものを食べた。誰かに優しくできた。

取るに足らないことのように思えるかもしれません。でも、こうした記録を続けることで、ネガティブな情報ばかりを拾う習慣が少しずつ変わっていきます。

私たちは、意識しないと悪いことばかりに目が行きがちです。でも、実際には良いことも同じくらい起きているのです。それに気づく練習をすることで、世界の見え方が変わっていきます。

恋愛以外の軸を持つ

恋愛に過度に依存している人は、恋愛以外の充実した時間を意識的に作ることが大切です。

仕事、趣味、友人関係、家族との時間。恋愛がうまくいかなくても、自分の人生には価値があると心から思えるような、別の軸を持つこと。

「恋人がいなくても、私は大丈夫」

そう思えるようになると、恋愛に対する姿勢も変わってきます。相手に全てを求めなくなる。執着が薄れる。そして皮肉なことに、そうなった方が恋愛もうまくいくことが多いのです。

いつもと違う選択をしてみる

もし、いつも同じタイプの相手を選んで失敗しているなら、意識的に違う選択をしてみることも有効です。

「いつもの自分なら、この人を選ぶ」と思ったら、あえて選ばない。「この人は合わなそう」と思っていた人と、試しに話してみる。

慣れないことには不安が伴います。でも、同じ選択を繰り返して同じ結果を得るよりは、新しい選択をして違う結果を見てみる方が、可能性は広がります。

専門家の力を借りる

根深い思考パターンや過去のトラウマが原因になっている場合、一人で解決するのは難しいこともあります。

そんな時は、カウンセラーや心理士などの専門家の力を借りることも選択肢の一つです。認知行動療法などのアプローチは、長年の思考の癖を変えるのに効果的だと言われています。

専門家に相談することは、決して恥ずかしいことではありません。むしろ、自分の人生を良くしようとする前向きな行動です。

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